停電・雨雲・地震情報などをプッシュ通知でお知らせ　業界初、公式停電情報アプリ「TEPCO速報」

東京電力ホールディングスが、業界初となる公式停電情報アプリ「TEPCO速報」を公開した。同アプリを利用すると、関東を中心とした対象地域においてあらかじめ登録した地域に起こった停電・雨雲・地震情報などを、いち早くプッシュ通知により入手できる。なかでも停電情報は、停電している地域だけでなく、停電軒数や復旧見込みも分かる。地域は最多で8か所登録できるので、自宅だけでなく離れたところで暮らす家族や勤め先などの情報も把握できる。

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1月12日にサービス開始したスマートフォン向けアプリ「TEPCO速報」。同アプリにより、関東を中心とした対象地域（栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県・福島県・新潟県）における停電・雨雲・地震情報などをプッシュ通知で受け取ることできる （停電情報に関しては、東京電力パワーグリッド株式会社のサービスエリアが対象範囲）。通知してほしい地域は、自宅や実家、勤務先など8か所まで登録可能なため、たとえば離れて暮らす両親のもとで停電や地震が発生したときや、外出時に自宅で発生したときなどに、すぐに情報を入手できる。


「停電情報」については、停電地域・軒数・復旧見込みを地図上に表示、さらに登録地域についてはプッシュ通知が知らせてくれる。たとえば「2017年1月20日07時48分頃あなたの地域で、停電が起きています。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。詳細情報はこちら。」と通知される。


そして「雨雲情報」については、気象庁から発表される情報を、過去と現在の状況に加えて、6時間先までの未来予測を地図上に表示する。さらに登録地域に雨雲の発生が予測された場合、1時間前にプッシュ通知で分かるので、いつ雨が降るかを知る手がかりになりそうだ。


また「地震情報」については、気象庁から発表される震度3以上の情報を表示する。さらに登録地域についてはプッシュ通知が、たとえば「2017年1月20日07時11分頃おばあちゃんの地域で、地震が発生しました。詳細情報はこちら。」と知らせてくれる。


他にも「災害情報」や「津波情報」などの情報も入手できるという。現在、Android版のみが公開、iOS版は近日公開予定（詳細は、http://www.tepco.co.jp/info/sp_app-j.htmlを参照のこと）。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）