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KinKi Kids、紅白初出場直後の思いを語る 堂本光一「普段我々を見ない方にも届くように」

2017年01月14日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

KinKi Kids

 KinKi Kidsが、1月14日放送の『SONGS』(NHK総合)に出演。“大人の心を震わせる音楽番組”をコンセプトに掲げ、様々な形でアーティストの歴史を振り返る番組で、「SONGS KinKi Kids Spin off」と題し昨年11月時に放送出来なかった未公開映像と彼らが初出場した『第67回NHK紅白歌合戦』(同)の舞台裏密着映像を放送した。


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 2人にとって思い入れの深い紅白の会場であるNHKホール。その場所に今年、KinKi Kidsは紅白出場歌手として訪れた。紅白恒例の司会者打ち合わせに臨む。白組司会であり、2人の後輩でもある嵐・相葉雅紀との思い出に話が膨らんだ。堂本光一が「相葉が後ろで踊ってたりしてたっけ?」とコメントすると、相葉が「『愛されるより愛したい』でバックで踊ってましたよ。それから17年も経つんですね」と嬉しそうに返答。光一も「お互いそれなりに年をとりましたね」と述べる。1999年の紅白にてコーナープレゼンターとしてKinKi Kidsが登場し、「フラワー」を披露していたことについて相葉が懐かしそうに触れると、光一も「ありましたね。飛ぶ車に乗って」と当時を振り返った。


 光一は紅白初出場で披露する「硝子の少年」に関して、「ずっと20年やってきた中でも、ずっと僕らの土台としてある楽曲だと思うんですよね。紅白に関しては僕ら新人みたいなものですが、『ああ、さすが20年やってるだけあるな』というものをお届けしないといけないなというプレッシャーみたいなものを自分に課して、見てくださっている方々にお届けできたらと思ってます」と楽曲への思いの強さをアピールした。


 2人は数日に渡り入念なリハーサルを重ね紅白本番に挑んだ。記者会見時に堂本剛の衣装と欅坂46の衣装の色が被ったことにより発案された本番オープニングでの衣装被りは光一が企んだことであったこと、KinKi Kidsに楽曲を提供した吉井和哉がフロントマンのTHE YELLOW MONKEYへの楽屋挨拶など、ほかアーティストとの交流も放送される中、2人は万感の思いでいつもと変わらぬ最高のステージを届けた。


 本番終了後、剛は紅白の裏トーク担当であるバナナマンに手を振る余裕もあったと語り、続けて「緊張しなかったわけではないんですけど非常に楽しめたんじゃないかなと思います」と話した。光一は「テレビの向こうには本当に多くの方々がご覧になってると思うんですよね。普段我々を見ない方もたぶんご覧になったと思いますし、そういった方々にも届くようにパフォーマンスをしようという思いでやらせて頂いたので、とても素敵な貴重な時間だったなと思います」とコメント。また、剛は「いろんなアーティストの歌声・楽曲・アプローチ・芸術というものを目の当たりにする、贅沢な時間だったなという風に思います」と感慨深そうに語っていた。


 次回は1月19日より『紅白スペシャル』を放送予定だ。(向原康太)