博多阪急2階が高感度なメンズフロアに全面改装、ヨウジヤマモトなど7ブランド集積

博多阪急2階に新たなメンズファッションワールド「メンズクリエーターズ（men's creators）」がオープンする。「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」や「ワイスリー（Y-3）」「オム プリッセ イッセイ ミヤケ（HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE）」「ヴィヴィアン・ウエストウッド マン（Vivienne Westwood MAN）」など高感度な全7ブランドを集積。1月中旬から順次改装工事を開始し、3月3日にリニューアルオープンする。

博多阪急2階が「メンズクリエーターズ」に全面改装の画像を拡大

　売場面積約430平方メートルの「メンズクリエーターズ」では、博多地区メンズ唯一の店舗となる「ヨウジヤマモト」や「ワイスリー」、九州地区百貨店初出店の「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」、博多地区初出店の「ヴィヴィアン・ウエストウッド マン」のほか、九州地区初出店の「サタデーズ ニューヨークシティ（Saturdays NYC）」や「ディーゼル（DIESEL）」「ネイバーフッド（NEIGHBORHOOD）」がラインナップ。これまで2階と3階でヤング婦人服などを展開してきた売り場「ハカタシスターズ」は3階に集約する。
　広報担当者によると、「2016年春にKITTE博多や博多マルイがオープンしたことで来街客数は増加傾向にあるが、ヤング婦人服は飽和状態。博多駅商業施設内において欠落しているメンズクリエーターズファッションのマーケットに勝機があると感じた」という理由から今回の全面改装に踏み切ったという。高感度路線を意識して情報発信力の高いブランドを集め、博多駅直結の立地を活かして九州全域から西日本、インバウンドまでを視野に入れた"おしゃれ男子"の集客を図る。メンズファッションの2017年度の売上目標は、既存の6階紳士服売り場とM3階の時計売り場と合わせて1割増を掲げる。