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スバル、17年はGRCへの技術支援を強化。クリス・アトキンソンら起用

2017年01月13日 15:41  AUTOSPORT web

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スバルが2016年のGRCに投入したスバルWRX STI GRCスーパーカー
スバル/STIは13日、千葉県・幕張メッセで開幕した東京オートサロン2017のなかで2017年シーズンのモータースポーツ活動体制を発表。今季は北米を中心に人気を博すグローバル・ラリークロス(GRC)への技術支援を強化すると明かした。

 ラリークロス競技はサーキットレース、オフロードレース、ラリーの要素をあわせ持つカテゴリー。北米中心に行われているGRCは、欧州を中心に開催される世界ラリークロス選手権(WorldRX)とともに、近年人気を集めている。

 このGRCにはスバルのほか、フォード、フォルクスワーゲン、ホンダがワークス体制で参戦中。これまで同シリーズにはSUBARUラリーチームUSA(SRTUSA)が参戦しており、今年はスバル/STIとしての技術支援を強化していく。

 すでにSTIの野村章プロジェクトシニアマネージャーのもと、参戦車両であるスバルWRX STI GRCスーパーカーのエンジン出力改善、耐久性・信頼性の向上、ローンチコントロールの改善などに着手しているという。

 ドライバーにはGRCで長年活躍するパトリック・サンデルに加え、今年は新たに世界ラリー選手権(WRC)でスバルのワークスドライバーを務めていたクリス・アトキンソンが名を連ねた。