スバル/STIは13日、千葉県・幕張メッセで開幕した東京オートサロン2017で今季のモータースポーツ活動計画を発表し、今年もスバルWRX STIでニュルブルクリンク24時間耐久レースのSP3Tクラスに参戦すると発表した。
スバルは2008年からニュルブルクリンク24時間への挑戦を開始し、今年で挑戦10年目。11年~12年、15~16年と連覇を達成しており、今年はクラス3連覇、通算5度目のクラス優勝を目指すこととなる。
17年大会でもスバルはWRX STIを投入。17年仕様車では、さらに”速く”、”意のままに操る”ための開発と改良を施しているという。
具体的には加速性能とトップスピードの向上を図るべく、エンジン出力を向上させているほか、パドルシフトの導入、トランスミッションの改良、シャシーの剛性バランスなどを進めているとのこと。
ドライバーラインアップはクラス連覇中のカルロ・バン・ダム、マルセル・ラッセー、ティム・シュリック、山内英輝の4名を継続起用。チームを指揮するのはSTIの菅谷重雄監督だ。
今年もドライバーとして名を連ねた山内は「スバルにとって、ニュル挑戦は10年目の節目、そして3連覇がかかる年です。今年もカルロ(・バン・ダム)、マルセル(・ラッセー)、ティム(・シュリック)たちと、24時間バトンをしっかり繋いで、笑って終わりを迎えられるように頑張ります」とクラス3連覇へ意気込んだ。
スバルが挑戦する2017年のニュルブルクリンク24時間は5月25~28日に開催される。