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飯田&立川が開発。トヨタ、東京オートサロンで17年型RC F GT3をワールドプレミア

2017年01月13日 10:41  AUTOSPORT web

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世界初公開された新型レクサスRC F GT3
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は13日、千葉県・幕張メッセで開幕した東京オートサロン2017において、レクサスRC Fをベースに開発した新型GT3マシン『レクサスRC F GT3』を世界初公開した。



 RC Fの新型車だと思われるマシンは、富士スピードウェイを中心にこれまでも度々テストシーンが目撃されているほか、昨年10月にはファーンバッハ―・レーシングのもとで“プロトタイプ”としてVLN9に参戦し、デビューウインを飾っている。

 今回公開されたRC F GT3は、MY2017としてすでにホモロゲーションを取得済み。これまでスーパーGT300クラスやVLNで“特認車”として扱われていた同車が、晴れてFIA-GT3マシンとなった形だ。また、東京オートサロン2017のプレス発表では開発を務めた飯田章、立川祐路の両ドライバーも登壇した。

 15年にデビューした初期型のRC Fは、GT300クラスに一台、VLNに一台という小規模な展開となっていたが、17年シーズンはすでにIMSAスポーツカー・チャンピオンシップに挑戦する3GTレーシングが2台体制で参戦することを決定しているほか、今回のプレスカンファレンスでLM corsaが引き続きGT300クラスに投入すると発表された。今後の参戦台数の拡大を期待したいところだ。