仕事が辛くて、今すぐにでも辞めたいと思っている人もいるだろう。しかし、突然のバックレは職場としては困るものだ。
ガールズちゃんねるに1月12日、 「バックレ被害に遭ったことがある人」というトピックが立った。年末に同僚が納期間近の仕事を残して突然職場に来なくなり、ほかの人員がその仕事をカバー。12月はただでさえ忙しいのに地獄のようになったという。トピ主は、
「突然来なくなって、仕事でてんてこ舞いになりながら私も含めみんな本気で心配してました。 今思えばバカみたいです」
と憤っている。
昼食の時間も満足に取れず「もー仕事やめたい」
通常、会社を辞める際には引継ぎなどを行う時間的余裕をもつのが当然ではある。しかし、実際には突然会社に来なくなる人も結構いるようだ。
「昼休みにコンビニ行ったままバックれたやついた」
「体調悪いから休みます~って言ってそのままバックれた子いたわ」
「上司に呼び出されて『ちょっと煙草買ってきまーす』と言ったまま帰ってこなかった」
本人は会社に行かなくてすんで気が楽になったかもしれない。しかし大変なのが残された一緒に働く人たちで、
「スーパーで働いてるんだけど、別の店舗の社員が自己中な理由でばっくれ、こちらも人手不足だったのに一番近くの店舗だからという理由で、フォローさせられました」
などのエピソードが寄せられている。
いつも4人ほどの人数で窓口の接客業務をしているという人は、2人同時にバックレられたため、昼食をとる時間も満足に取れないほど忙しくなった。「もー仕事やめたいって思った」と心境を吐露している。
販売職に従事している人は、バックレたスタッフの穴埋めとして、休日であるにもかかわらず呼び出され、その後10連勤したという。これではたまったものではない。
体調の限界を迎えたために仕方なくバックレたという人も
一方で、「いやいや彼女もこの社会の被害者です」「辞めるって言っても聞いてくれない人もいるんだよ バックれはいけないのは勿論わかってます」など、会社をバックレる人を擁護するコメントも多い。
ブラック企業で長時間拘束され、心身ともに追い詰められてしまう人もいる。最近も電通の過労死事件が話題になったばかりだ。こうした世相を反映してか、
「耐えて耐えて耐えて耐え続けて鬱で自殺するくらいなら、気軽にバックレる方が今の時代賢いよなぁと思ってしまう」
などと書く人もいる。実際、インフルエンザでも休ませてもらない、体の不調の限界を迎えたなどの理由から、会社をバックレたという人からの投稿も見られる。
職場に突然来なくなるのは人としてどうかと思うが、バックレなければ今の職場から逃げられないほどに、今の働く人たちは追い詰められているのだろう。