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神木隆之介主演『3月のライオン』、ぼくのりりっくのぼうよみ&藤原さくらが主題歌

2017年01月13日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 3月18日に【前編】、4月22日に【後編】が2部作連続公開される『3月のライオン』の主題歌を、ぼくのりりっくのぼうよみと藤原さくらがそれぞれ担当することが決定。あわせて主題歌版予告編と本ポスターが公開された。


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 本作は、羽海野チカ原作の同名コミックを、『るろうに剣心』シリーズ、『ミュージアム』の大友啓史監督が実写映画化した人間ドラマ。17歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々の終わりなき冒険を描く。主人公・桐山零役で神木隆之介が主演を務めるほか、有村架純、倉科カナ、染谷将太、佐々木蔵之介、加瀬亮、高橋一生、伊藤英明、豊川悦司らが共演に名を連ねる。


 自らの足で立ち上がろうとする17歳の主人公・桐山零が嵐へと飛び込んでいく<闘いの前編>の主題歌は、ぼくのりりっくのぼうよみの書き下ろし楽曲「Be Noble」。一方、零と彼を取り巻く人々が、ともに未来へと生きていく<愛の後編>の主題歌は、羽海野チカが『3月のライオン』連載構想時にイメージしながら聴いていたというスピッツの「春の歌」を藤原さくらがカバーしたもの。


 あわせて公開された主題歌予告編では、ぼくのりりっくのぼうよみの「Be Noble」、藤原さくらの「春の歌」の両主題歌とともに、神木演じる桐山零が、孤独や不安を抱きながらも人生の闘いに飛び込んでいこうとする様子や、川向こうに住む川本家三姉妹をはじめとする大切な人々と出会い、愛を知っていく姿が映し出される。なお、ぼくのりりっくのぼうよみの楽曲は、予告編では1月25日にリリースされる2ndアルバム『Noah's Ark』収録の「Be Noble」が使用されているが、映画本編には、歌詞・トラックともにアレンジが施された「Be Noble (re-build)」というバージョンが提供されている。


 本ポスタービジュアルでは、“闘う、愛したい、生きる。”のコピーとともに、凛とした表情で真っ直ぐと前を向く零をはじめとする登場人物たちの姿が捉えらている。


 主題歌発表に際して、ぼくのりりっくのぼうよみ、藤原さくら、メガホンを取った大友監督、原作の羽海野からはコメントが寄せられている。


【ぼくのりりっくのぼうよみ コメント】
主人公の零君が、必死に足掻き自分の居場所を求める様子に感動しました。その姿から、Be Noble(=気高くあれ)というタイトルを思い付きました。エンドロールに流れるこの曲とともに、観終わった皆さんの中で、本編の余韻がより深く響いていくことを願っています。


【藤原さくら コメント】
登場する人たちが、皆ひたすら人間らしく、愛おしい、「3月のライオン」。
原作がもともと大好きだったので主題歌のお話を頂き夢のような気持ちでした。
本作の原点にもなったというスピッツさんの「春の歌」に作品から受け取った愛を込められて心から幸せに思います。


【大友啓史監督 コメント】
才能豊かな二人の若いアーティストたちが、「3月のライオン」という映画にどのように向き合い、どのような作品を創り上げてきてくるのか、楽しみにしていました。
「Be Noble」「春の歌」、それぞれが二人の持ち味を十分に発揮した、そして映画の読後感を気持ちよく後押してくれる素晴らしい曲になっていると思います。映画と共に、早く多くの方々に聴いていただきたい、そんな思いでいっぱいです。


【羽海野チカ コメント】
■ぼくのりりっくのぼうよみさん
人生2周目の
未来から来た男の子が
ぽつぽつと歌っているように
聴こえました


冷たい色合いなのに まったく
斜にかまえていない
本当の事を話している 言葉たちが
静かに そこに 立っていました


■藤原さくらさん
「春の歌」という のどかなタイトルのこの曲を
まるで吠えるように歌うスピッツの草野さんの声を聴いた時
「3月のライオン」の最初の世界が生まれました


そして今、藤原さくらさんが歌う
「春の歌」を聴いた時
春の陽射しで青空を映した大きな隅田川の風景が浮かびました


戦っていたのは零たちだけではなく
女の子たちもみんな戦っていたのだと


そしてここからもまた明るく力強く歩いて行くのだと
そんな風に感じました


零くんや、この映画を観たみんなの事を
力強い春の中に着地させてくれる
そんな歌声をありがとう


(リアルサウンド編集部)