カスタムカー、クルマ好きだけでなく、モータースポーツファンにとっても1年の始まりとしていろいろ注目点の多い『東京オートサロン2017』が1月13日(金)~15日(日)の3日間、千葉の幕張メッセで開催される。その搬入日の模様を、こっそりレポート。明日からの注目どころをいくつかお届けする。
世界最大級のカスタムカーイベントとして知られる東京オートサロンは、1983年に『東京エキサイティングカーショー』として初開催され、年々規模を拡大。ここ数年間は毎年最多入場者数を更新し続けているクルマ好きの祭典だ。
まずは東ホールで一番広いエリアを使用しているTOYOTA GAZOO Racingのブースでは、トヨタ・ヤリスWRCの2017年仕様が国内初披露される予定で、セリカ GT-FOURなど歴代のWRカーも展示され、今シーズンから世界ラリー選手権(WRC)に復帰するトヨタのWRC挑戦の軌跡を知ることができる作りになっているようだ。
また、隣接するLEXUS GAZOO Racingのブースには、今シーズンから新たに投入予定のレクサス LC500が展示。さらに、レクサス RC F GT3もお披露目される予定だ。
東ホールではSUBARUが昨年の開催ではその年の参戦体制を発表しており、今年はどんな内容となるのか気になるところ。
中ホールの最大規模のメーカーはホンダ(&無限)のブース。ここでは昨シーズンのF1を戦ったマクラーレンMP4-31や、新型NSXなどが展示されるほか、スーパーGTに関しても明日のプレスカンファレンスで何かしらの発表が控えているとか。搬入日にはベールに包まれたマシンの姿も見え、どんな発表が行われるのか期待が高まるばかりだ。
西ホールでは日産、横浜ゴム、ブリヂストンなどなど、モータースポーツ関連メーカーが多く、こちらのブースでもどのような発表やイベント、そしてゲストが登場するのか。各メーカーに関連したドライバーやゲストが来ることは間違いないので、逐一、情報をチェックしたい。
その他にも、インパルのブースではこれまでカルソニックブルーのレーシングスーツを身にまとったGTドライバーが大集合するトークショーを予定していたり、埼玉トヨペットのブースにはベールに包まれたマシンが発表の時を待っているなど……モータースポーツに関するウワサや期待が、この搬入日だけでも高まる一方だ。
イベントステージでは、初日となる13日の午後からアンバサダーを務める哀川翔や、『PPAP』で一大ブームを巻き起こしたピコ太郎が登場してのオープニングセレモニーが行われるほか、日本レースクイーン大賞2016の表彰式も行われる。2日目以降も、相川七瀬やSKY-HIなどの豪華アーティストによるライブステージや、『グランツーリスモ』シリーズの最新作である『グランツーリスモSPORT』の体験ブースや、レーシングドライバーも出演するイベントが予定されいる。
加えて、今年は幕張メッセを飛び出し、ZOZOマリンスタジアムでのカスタムカー同乗試乗会が初開催されるほか、屋外のイベント会場では、スーパーGTマシンやチューニングカーによる大迫力のデモランも開催と、盛りだくさんの3日間だ。毎年チェックされているという方も、まだ訪れたことがないという方も、ぜひ幕張メッセまで足を運んでみては?
イベントなどの詳細は東京オートサロン2017公式サイト(http://www.tokyoautosalon.jp/2017/)でチェックしてみよう。