トヨタは国内とヨーロッパをはじめ世界各国で販売しているグローバル・コンパクトカー『ヴィッツ』をマイナーチェンジし、1月12日から全国のネッツ店で発売を開始した。
ヴィッツはトヨタが今シーズンから参戦するFIA世界ラリー選手権(WRC)に投入する『トヨタ・ヤリスWRC』のベース車両だ。
エクステリアは、アンダープライオリティと呼ばれるフロントグリル開口部を大きく開けたトヨタ独自のデザインを採用。ワイド&ローの構えを強調させ、ダイナミックさと低重心感を印象づけている。
リヤのデザインもフロントと同様にワイド&ローを強調する造形になっており、ひし形に近いスクエア型から横方向に伸びる形状に変更されたリヤコンビネーションランプが、このコンセプトを牽引する材料となっている。
エンジンは、グレード内に1.0リッターと1.3リッターの2種類が用意されるが、今回のマイナーチェンジで新たに登場したハイブリッドグレードでは1.5リッターエンジンが搭載された。
ハイブリッド車の計測燃費はクラストップレベルの34.4km/Lを達成しているとのこと。
一部のノンハイブリッドグレードとハイブリッドグレードに新規設定されたSportyパッケージでは16インチアルミホイールと専用エアロパーツを装着し、スポーティな外観を演出する。
価格は、ノンハイブリッド車が181万1520円~195万2640円。ハイブリッド車が181万9800円~223万7760円。