2016年7月に日本上陸を果たしたルノーの独創的なコンパクトモデル『トゥインゴ』に、おなじみのベーシックグレードとなる「ゼン」が追加設定。0.9リッター直噴3気筒ターボに6速デュアルクラッチのEDCを組み合わせたモデルに加え、待望の5速MTが初のカタログモデルとして登場している。
歴代モデルで初のRRレイアウトを採用した新型トゥインゴは、デビュー時にも話題となったとおり車体骨格やパワートレーンをメルセデス・ベンツとのアライアンスの元で開発。スマート・ブランドの『フォーフォー』と共有している。
これまで装備の充実した「インテンス」グレードのみの設定だったが、シンプルな装備で価格を抑えた「ゼン」グレードの追加に合わせて、1.0リッターのNAを搭載し5速MTを組み合わせたルノーらしい1台がカタログモデルとして初登場。デビュー時に50台限定で登場したMTモデルの「サンクS」が即完売したこともあり、待望の追加となった。
搭載されるエンジンはH4Dと呼ばれる直列3気筒998ccで、出力は52PS/91Nmと控えめなものだが、0.9ターボのEDCに装備されるバリアブルギアレシオステアリングや、ECOモードが省略されるなどの相違点もあり、ラインナップ中で最軽量となる960kgの車両重量と合わせて、MTを駆使して活発に走らせる運転の楽しさが際立つモデルとなっている。
ボディカラーは全6色が設定され、それに合わせたインテリアカラーも3色用意されている。価格はEDCモデルが180万円。MTモデルが171万円で、1月12日より発売開始となっている。
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