フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOで、フェラーリの会長およびCEOを務めるセルジオ・マルキオンネが2019年に引退する意向であると発言した。
マルキオンネは、フィアット・クライスラーの5年にわたるビジネスプランが終了する2018年の後に引退する計画であると語った。
「(2018年が終わったら)間違いなく他のことをするつもりだ」とマルキオンネはBloomberg Businessweekのインタビューにおいてコメントした。
「企業立て直しの仕事をそれ以上はするつもりはない。やり終わった。あとは若い者に任せよう」
デトロイトモーターショーにおいてマルキオンネは、2019年序盤に引退することになると改めてコメントしたと、Detroit Free Pressも報じている。
マルキオンネは2004年にフィアットのトップの座に就き、収益改善に努め、クライスラーとの経営統合に取り組んだ。2014年にはルカ・ディ・モンテゼモロの退任により、フェラーリ会長の座を引き継いだ。