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ベントレー、2018年以降もGT3マーケットでの活動を継続へ。新車も見据える

2017年01月12日 03:41  AUTOSPORT web

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ブランパンGTシリーズを戦うベントレー・コンチネンタルGT3
ベントレー・モータースポーツの代表を務めるブライアン・ガッシュは、2018年以降もGT3カーのマーケットでの活動を継続する考えがあると語っている。

 ベントレーは、2013年にコンチネンタルGT3をリリースし、14年からブランパン耐久シリーズに参戦を開始。ただ、本格参戦から3年が経過し、GT3カーにおけるモデルの刷新の時期を迎えつつある。

 GT3カーの活動についてガッシュは。すでに2018年に向けて既存のコンチネンタルGT3に代わるモデルの基礎を作っていると明かした。

「プログラムは継続される。市販車のモデルチェンジがあるときには、それがレーシングカーにも反映されるだろう」とガッシュは語った。

「我々の現行の市販車は生産サイクルのなかばに差しかかっているが、当面は既存のクルマもホモロゲートされて、2021年までは競争力があるだろう」

 新しいベントレー・コンチネンタルについては、2015年のジュネーブショーで公開されたベントレーEXP10・スピード6コンセプトにスタイリングのヒントがあるとされており、次世代のポルシェ・パナメーラとプラットフォームを共有するという。

 ガッシュは新しいコンチネンタルGT3でも、現行と同じ4リッターツインターボエンジンを使用するつもりだという。また、新しいモデルのGT3カーがリリースされた場合、現行のコンチネンタルGT3を製作したMスポーツによって、ふたたびレースオペレーションがされる可能性があることも示唆している。

「メルセデスやアウディがそうしたとおり、彼らはカスタマーにクルマを販売する前に競争力があることを示して、カスタマーはそれを確認することができた。これは意味があることだ」

 鬼才クリスチャン・ロリオーが作り上げたベントレー・コンチネンタルGT3は、2017年シーズンには現行モデルが日本のスーパーGTにも登場するとも言われている。