2017年もスーパーGT300クラスにメルセデスAMG GT3で参戦するK2 R&D LEON RACING。今季はBSを装着する。 スーパーGT300クラスに参戦するK2 R&D LEON RACINGは1月11日、2017年のスーパーGT参戦体制について発表した。昨年に続きマシン、ドライバーに大きな変更はないが、新たにブリヂストンタイヤにスイッチする。
K2 R&D LEON RACINGは、2013年から『LEON RACING』としてスーパーGTに参戦を開始。マットブラックのメルセデスベンツSLS AMG GT3で2015年まで戦った後、16年からはメルセデスベンツAMG GT3にスイッチ。開幕戦岡山では悲願の初優勝を飾った。
2017年に向けては、メンズファッション誌『LEON』とスイス製時計ブランドの『CVSTOS(クストス)』とのコラボ、そしてメルセデスAMG GT3、スピードと安定感をあわせもつ黒澤と蒲生のコンビは変わらず。マシンカラーもふたたびブラックにクストスのウォッチのイメージが組み合わされたものになる。
しかし、非常に大きな変化となるのがタイヤだ。チームはこれまでヨコハマを使用してきたが、2017年からは新たにブリヂストンを装着することになった。FIA-GT3車両では2016年にARTA BMW M6 GT3がブリヂストンを使用していたが、今季はメルセデス+BSという組み合わせが見られることになる。同じメルセデスユーザーながらヨコハマを履くGOODSMILE RACING & Team UKYO、ダンロップを履いて参戦すると思われるGAINERとの対決が見ものだ。
「昨年は皆さまの多大なサポートの下、チーム念願の初優勝することができました」と語るのは、チームを牽引する黒澤。
「今年はブリヂストン様にタイヤサプライヤーとなっていただき、目指す目標はただひとつ。チャンピオンを取りにいきますので、応援よろしくお願い致します」
また、2014年最終戦からチームに加わり、信頼も厚い蒲生は「去年は開幕戦で優勝しましたが、それ以外は悔しいレースが多かった」という。
「今年はチャンピオンを目標にチーム一丸となって戦います。応援よろしくお願いします」
また、1月13~15日に開催される東京オートサロン2017では、ブリヂストンブースにLEON CVSTOS AMGが展示される予定だ。
K2 R&D LEON RACING 2017年スーパーGT参戦概要
チーム代表:遠藤大介
監督:溝田唯司
ファーストドライバー:黒澤治樹
セカンドドライバー:蒲生尚弥
車両名称:LEON CVSTOS AMG
カーナンバー:65
タイヤメーカー:ブリヂストン
メインスポンサー:PYRAMID
スポンサー:CVSTOS/シュテルン中央
車両メンテナンス:有限会社 ケーツー・アールアンドデー