イギリスの名門チームであるカーリンがGP2からの撤退を発表し、今後は他カテゴリーに注力していくと明かした。
カーリンは2011年のアジアシリーズからGP2への参戦を開始し、12年にはマックス・チルトンが初のポールポジションと優勝を飾り、ドライバーズランキング4位を獲得。13年と14年にはフェリペ・ナッセを起用しナッセもランキング4位、3位と好成績を残しF1にステップアップした。
チームで走り、F1へと昇格したチルトン、ナッセ、そしてジョリオン・パーマーの3人はそれぞれ4度のポールポジションと8つの勝利をチームにもたらした。
カーリンのチーム関係者は「我々はGP2との契約を終了するまで、多くの勝利やポールポジションを重ね、大成功を収めた。そして今、我々は他のカテゴリーにフォーカスすべき時を迎えたんだ」と述べた。
カーリンの今後の活動計画に含まれているカテゴリーは、ヨーロピアンF3選手権、ユーロフォーミュラ・オープン、イギリスF3とF4、アメリカでのインディ・ライツとUSF2000が含まれている。また、チームは18年からインディカー・シリーズへの参戦も予定している。