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FE:ハースF1離脱のグティエレス、フォーミュラEへ転向

2017年01月10日 14:01  AUTOSPORT web

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2017年、フォーミュラEへ参戦するエステバン・グティエレス
2016年、ハースF1に所属していたエステバン・グティエレスが、フォーミュラEへ転向することが明らかとなった。

 新生チームであったハースから2016年のF1に挑んだグティエレスは、マシントラブルなどの不運も重なり、ポイントを獲得できないままシーズンを終了。その後、ケビン・マグヌッセンにシートを奪われる形で、チームを離脱していた。

 現地月曜日、メキシコシティで行われた参戦発表にはグティエレスに加え、フォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEO、メキシコシティ市長らが出席。グティエレスは「(4月1日開催の)メキシコePrixへの参戦は確定している。それ以外にも2018年シーズンを見据えてスポット参戦していく考えだ」と意気込みを語る。

「僕のキャリアにとって、(フォーミュラE参戦は)素晴らしいものだ。電気自動車レースという新しいカテゴリの一翼を担うことを誇りに思う」

 グティエレスがどのチームからフォーミュラEに参戦するかはアナウンスされていないものの、一部ではファラデー・フューチャー・ドラゴン・レーシングが最有力と報じられている。

 仮にドラゴン・レーシングから参戦した場合、メキシコePrixではロイック・デュバルが欠場する見込み。また、デュバルは並行して参戦するドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)でのレースを優先するとみられており、日程が重なるパリePrix、ブリュッセルePrixを欠場すると考えられている。

 そのほか、グティエレスは母国グランプリとなるメキシコePrixで充分なスピードを発揮できるよう、2月18日開催のブエノス・アイレスePrixに出場する可能性もあるとされている。