トップへ

キム・カーダシアンを襲った武装強盗集団 容疑者ら逮捕も情報錯綜

2017年01月10日 10:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キム・カーダシアンの事件でついに逮捕者が(出典:https://www.instagram.com/kimkardashian)
昨年フランス・パリに滞在していたキム・カーダシアンを、武装強盗団が襲撃。泣き叫び命乞いするキムをしばりあげ、総額10億円以上とされる宝飾品を強奪して逃走した。その後現地警察は様々な方面で調査していたが、ようやく15~17人、いやそれ以上とも言われる人物の逮捕に踏み切った。容疑者らの年齢は様々で、うち3名は女性だったという。

このほどフランスのメディア『Le Monde』などが「キム・カーダシアンを襲った強盗集団に関わった可能性のある複数の容疑者が逮捕された」と伝えた。その人数は速報で16人と伝えられたが、今ははっきりしていないもよう。米メディアの報道にもそれぞれ内容が異なり、「15人か16人」と伝えるメディア、また「17人以上」と伝えているメディアがある。

容疑者らの追跡に役立ったのは、キムの滞在先に残っていたDNA。これを手がかりに捜査を進め、ついに逮捕に踏み切ったもようだ。ちなみに逮捕者のうち1名は、カーダシアン家の人々がよく利用していたリムジンの会社で働く人物とのこと。事件の晩もキムの運転手だった可能性が高く、キムの側近らではなく「間接的に仕事を得た人達が事件に関与したのではないか?」という疑問が新たに浮上している。運転手がこの事件にどこまで関わったのかなどは不明だが、現地警察は運転手がキムの居場所などに関する情報を提供していた可能性に注目しているようだ。

また逮捕者の中にはキムの滞在先に警官姿で侵入した実行犯らと思われる者も含まれているといい、うち1名のDNAについてはキムの手を拘束するのに用いた接着テープから採取できたという。また逮捕者のうち最年長は72歳と高齢だったという報道もあり、彼らのうち誰が実際に事件に関与したのかなどは、今後明らかになりそうだ。

今回の逮捕に至るまで、警察は近隣より集めた防犯カメラの映像などを徹底的に分析。細かいDNAの採取や分析に取り組み、執念の捜査の末にようやく逮捕に踏み切った。事件によりトラウマを抱え引きこもり状態になったキムも、ようやく捜査に進展があったことに安堵しているに違いない。

出典:https://www.instagram.com/kimkardashian
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)