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「新世代F1マシンのルックスはアグレッシブでクール」とマクラーレン

2017年01月10日 08:41  AUTOSPORT web

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2016年アブダビGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
マクラーレン・ホンダF1チームのテクニカルディレクター、ティム・ゴスは、2017年のF1新規則によって、マシンは「攻撃的」で「クール」なルックスになると語った。

 F1の人気向上を狙い、F1上層部はこれまでよりも圧倒的に速く、よりアグレッシブな外観のマシンを導入することを目指し、2017年に向けて新規則の導入を決めた。

「2017年のマシンは、専門家以外の人たちには、今までとほとんど変わらないように見えるだろう。だが空力担当者は、さまざまな車高に関して空気の流れの構造を正すため、何カ月にもわたって苦闘してきた」とゴスは語った。

「マシンのさまざまな部分を再考しなければならなかった。以前とは異なる挙動をすることになるからだ」

「2017年のマシンは車高が低く、より攻撃的に見える」

「低いリヤウイング、幅広いタイヤ、大きなディフューザーはクールだし、攻撃的に見える」

 トロロッソのテクニカルディレクターであるジェームズ・キーは、2017年の規則変更は過去数十年で最も大がかりなものだと語った。ゴスはこのような大きな変更はチーム間の序列を揺るがすことになると見ている。

「過去にはもっと大きな変更もあった。たとえば1982年から1983年にはグラウンドエフェクトカーからフラットフロアへと変更され、それがパフォーマンスに大きく影響した。それでも今シーズンの変更はこれまで経験した中で最も大きなもののひとつといっていいだろう」とゴス。

「これほど大きな変化が起こるのだから、それによって競争の序列が変わることになる。それでも結局は、最も設備が整い、最も優れたチームがまたトップに立つことになるのが普通だがね」