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オジー・オズボーン、妻のがん闘病中に自殺を図っていた

2017年01月09日 16:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

時には衝突するも愛ある夫妻(出典:https://www.instagram.com/sharonosbourne)
ヘヴィメタ界の帝王オジー・オズボーン(68)は、浮気やドラッグなどで妻シャロン・オズボーン(64)をたびたび悲しませてきた。中年になってからも夫妻の関係は落ち着かず、時にはシャロンがオジーの髪を鷲掴みにするほどの大喧嘩もあるのだそう。しかし夫婦愛は何があっても揺るがず、子供達も驚くほどふたりは深く愛し合っているという。過去にはシャロンが大病を患い、「このまま妻を失ってしまう」と狼狽したオジーが薬を大量に口に入れ酒で流し込む衝撃の出来事も起きたことが明らかにされた。「シャロンが死んだら生きて行けない」―そう苦悩したオジーは、自分も妻と一緒にあの世に行こうと思い詰めていたようだ。

2002年に結腸癌との診断を受けたシャロン・オズボーンは、一時あまり容態が思わしくなかったとのこと。治療中には発作を起こしたといい、その時のオジー・オズボーンは信じがたいほど狼狽したという。夫妻の愛娘ケリーの自著には、以下のように書かれている。

「父はボクサーパンツ姿でした。父は薬が沢山入ったボールに手を入れると、手でいっぱいすくって飲みこんだのです。そしてそれをウォッカで胃に流し込んでしまいました。」
「父は身を乗り出し、手を伸ばしました。母が息をしているか確かめるためです。その後父は、手を母の口にあてたまま意識を失いました。」

信じがたい行為に走ったオジーにつき、ケリーはこう記している。

「父は、母を亡くすかもしれないという恐怖に耐えられなかったのです。」

しかし幸いにもその後シャロンは見事にがんを克服。2012年には乳がんにかかりやすい遺伝子があると知り、両乳房も切除したことを公表している。そんな母と父オジーにつき、ケリーはメディアにこう明かした。

「すごく愛しあっているの。こっちの気分が悪くなるくらいね。これ以上公の場でイチャついたら、さすがの私も嘔吐しちゃうと思う。」
「でもふたりの愛は本物よ。何度も何度も恋に落ちているの。あんな姿を見ると、ウチの家族は特別なんだって思い知るわ。」

それでも度重なる浮気でシャロンを泣かせてしまうオジーだが、妻への愛は今後も変わりそうにない。ちなみに娘ケリーは母の乳房切除を経て遺伝子検査を受け、自分も同じがん遺伝子を受け継いだと知ったという。いつかは自分も母になり子供の成長を見届けるべく、「私も将来的には母と同じ手術を受けるつもり」と語っている。大変子煩悩なオズボーン夫妻だけに、娘を待ちうける手術やその後の試練にも、夫婦で力を合わせ寄り添うはずだ。

出典:https://www.instagram.com/sharonosbourne
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)