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『山河ノスタルジア』過去編が1999年を舞台にした理由は? DVD特典映像の一部公開

2017年01月08日 16:21  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano

 1月6日にDVDがリリースされた『山河ノスタルジア』より、特典映像の一部が公開された。


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 本作は、『四川のうた』『罪の手ざわり』のジャ・ジャンクー監督が手がけた人間ドラマ。急速に発展する中国を舞台に、主人公のタオとその息子ダオラーとの関係を、1999年、2014年、2025年の3つの時代とともに描き出す。


 ジャ・ジャンクー監督作品の常連女優チャオ・タオが主人公タオを演じているほか、『最愛の子』のチャン・イー、『プラットホーム』のリャン・ジンドン、『少年バビロン』のドン・ズージェン、『恋人たちの食卓』のシルヴィア・チャンが共演に名を連ねる。


 このたび公開された映像は、DVDの特典映像として収録されているジャ・ジャンクー監督インタビューの一部。映像では、26年にわたる長いストーリーにした理由について、ジャ・ジャンクー監督は「表現に長い時間の幅が必要だと感じていました」と振り返りながら、過去編を1999年に設定した理由について、「中国に住む人たちにとって非常に大事なポイントになる年だったからです。世紀の変わり目だからでなく、人と人の関わりの変化を告げる過度期だったからです」とその理由を明かしている。(リアルサウンド編集部)