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日本初のフリースタイリスト高橋靖子の50年を振り返る回顧展がビームスで開催

2017年01月08日 14:02  Fashionsnap.com

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スタイリスト高橋靖子の50年間にわたる活動を紹介する回顧展「YACCO SHOW」が、新宿の「ビームス ジャパン」5階のBギャラリーで開催される。会期は1月14日から2月12日まで。

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 高橋靖子は、大手広告代理店でコピーライターとして働いた後にスタイリストに転身。1960年代にフリーランスのスタイリストとして日本で初めて認可された。1971年にデザイナー山本寛斎がロンドンで日本人として初めて開催したファッションショー、翌年にはデヴィッド・ボウイのステージ衣装のスタイリングを手がけるなど、1970年代から世界的に活躍。現在も広告を中心に現役で活動している。毎週末クリエーターたちが集まる大規模なパーティーを開催していたことから、"表参道のヤッコさん"という愛称で親しまれている。
 今回の展覧会では、忌野清志郎や布袋寅泰、中村達也らロックミュージシャンのステージ衣装をはじめ、これまで携わってきたCMや広告といった関連資料、自らが出演するテレビ映像の上映に加えて、思い出深い宝物などを多岐にわたって展示。高橋は同展覧会を"スタイリスト歴50年間のびっくり箱"と表現し、「時代が変化しながら流れているなかで、いつも、もがきながら、楽しみながら生きてきた自分自身を発見して、ワクワクしています。ジェネレーションを超えて、いっぱい楽しんでいただいて、エナジーとイマジネーションの交歓ができますように。ぜひ、びっくり箱をのぞきにきてください」とコメントしている。なお、会期中に予定しているトークショーは現時点ですべて満席になっているという。
■YACCO SHOW期間:2017年1月14日(土)~2月12日(日)会場:Bギャラリー   東京都新宿区新宿3-32- 6ビームス ジャパン 5F会期中無休