2017年のダカールラリーは7日、オルロ~ラパズ間の786km(SS距離327km)のデイ6が行われる予定だったが、豪雨によりキャンセルとなった。
前日のデイ5も雨の影響でスペシャルステージが短縮される措置が取られていたが、一夜明けて雨量が増加。これを受けて、主催者側は7日の走行を取りやめると決断した。
8日は走行が一切行われない休息日として設定されているため、デイ6のキャンセルによって参加者たちは2日間の休息を得る形となった。
なお、9日のデイ7は、ラパズから塩湖で有名なウユニを目指す622kmが行われる予定。
デイ6終了時点での順位は、ステファン・ペテランセル(プジョー3008DKR)が総合首位。そこから1分9秒差でセバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)、4分54秒差でシリル・デプレ(プジョー3008DKR)と続き、プジョー勢がトップ3を独占している。
プジョーに続く総合4番手はホアン・ナニ・ロマ(トヨタ・ハイラックス)、総合5番手はミッコ・ヒルボネン(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)となっており、ここまでがペテランセルと1時間以内のギャップにつけている。
市販車部門4連覇を目指すチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)はクリスチャン・ラヴィエル/ジャン-ピエール・ギャルサン組327号車がクラス首位/総合24番手、三浦昴/ローラン・リシトロイシター組332号車は、327号車と1分9秒17差のクラス2番手/総合26番手だ。
トラック部門を戦う日野チーム・スガワラ勢は菅原照仁/杉浦博之組516号車は総合12番手、菅原義正/高橋貢組535号車が総合32番手となっているほか、二輪部門ではサム・サンダーランド(KTM450ラリーレプリカ)が総合首位、2番手にパブロ・キンタニヤ(ハスクバーナFR450ラリー)、3番手にエイドリアン・バン・ベーフェレン(ヤマハWR450F)が続いている。