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ルノーF1が2017年型マシンの発表日を決定。ワークス活動2年目に“真の新車”を導入

2017年01月07日 08:21  AUTOSPORT web

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2016年ルノーRS16のカラーリング発表会
ルノーF1チームが2017年型マシンの披露日を決定した。プレシーズンテストがスタートする6日前に新車を発表する。

 ルノーの新車発表日は2月21日であることが公表された。新車発表日が確定しているチームは現時点で4チームで、ルノーはそのなかで一番早い発表となる。ルノーの翌日22日にフォース・インディア、23日にメルセデス、24日にフェラーリが2017年型マシンを初披露することが明らかになっている。

 今年はレギュレーションが一新、大幅に変更されたマシンが一同に会するプレシーズンテストは、スペイン バルセロナにおいて2月27日にスタートする。

 2015年末にロータスを買収し、2016年からワークス参戦に切り替えたルノーは、準備時間が短く、2015年のロータスのデザインをモディファイする形で使用、結果的にコンストラクターズ選手権9位と低迷した。2017年にはここから大きく向上することをチームは狙っている。

 2016年シーズンの早い段階から、ルノーは2017年の新レギュレーションに従った開発にシフトし、ファクトリーのインフラの充実やスタッフの増強に大きな予算を使ってきた。エンストンの本拠では新しい建物が建設中であり、ルノーはエンジン面を含め、2018年にはさらに大きな飛躍を遂げることを目指している。

 2017年からは石油会社BPと大規模なパートナーシップ契約を結ぶものと考えられており、ジョリオン・パーマーのチームメイトにニコ・ヒュルケンベルグを迎え、新たなドライバーラインアップで新シーズンを戦う。