大晦日の年越しライブにて、イヤーモニターの不調を理由にパフォーマンスを見せず、ステージ上をウロウロ歩きコメントするに徹したマライア・キャリー。その後は口パクを披露するもバレバレで、その態度を多くのファンや関係者に批判された。この件をマライア側は「すべてはプロダクション側のせい」として責任を転嫁しているが、マライアは事前に行う大事なサウンドチェックにも数秒しか参加せず、実にプロらしからぬ態度だったと伝えられた。そんな彼女がかつて結婚していた音楽界の大物エグゼクティブであるトミー・モトーラ氏は、「きちんとした方向に導くプロを雇ったほうがいい」とコメント。ドキュメンタリーシリーズなどに進出したマライアの選択にも首をかしげた。
大晦日にステージに立ったものの、耳に入れる装置の故障で「歌えない」「音が聞こえない」として
歌唱を放棄してしまったマライア・キャリー。その後はマイクを持ち“パフォーマンス”を披露したが、口パクであることを隠そうともしないやる気のなさに、多くのファンがショックを受けた。
この騒動につき「モニターの不備は事前に伝えてあった」「にもかかわらずマライアをステージに上げ、西海岸での放映ストップの要請も却下された」とマライアのマネージャーは激怒。しかしある情報筋は、マライア側に非があるとしてメディアにこのように証言した。
「完全にマライアの失敗ですよ。サウンドチェックに来たのはマライアのアシスタントだったんです。」
「それにステージに立った人全員に、音はちゃんと届いていた。耳に入れる装置がなくても、スピーカーは8台もステージに設置してあったんですから。音響スタッフのせいではありませんよ。」
また別の情報筋は「マライアもサウンドチェックの場に一応は来ていた」として、このように語っている。
「サウンドチェックにかけた時間は20分程度でした。代わりのスタッフがマイクの確認など全てしましたよ。マライアはステージの脇にいて、最後に出てきました。4秒足らずですが。ステージにあがって『ま、全て順調ね。NY、愛してるわ』と言って去ってしまったんです。」
そんな中、マライアの元夫トミー・モトーラ氏は『NYポスト/Page Six』にこう話している。
「ああいう問題は誰にでも起こり得る。スタッフはもっと注意を払い、あのような事態を防ぐべきだったね。」
「彼女への唯一のアドバイスはこう。きちんとしたプロを雇って、キャリア面の管理をさせるべき。私ならドキュシリーズ(リアリティ番組)なんか絶対にやらせない。理解不能な選択だ。彼女の品位や信用性、そして素晴らしい才能の証明にまったく役立っていない。マライアは今後どうすべきか、じっくり考えることだね。」
かつては世界の一流歌手として多くのファンに敬愛されたマライアが、リアリティ番組でこっけいな日常をさらすことにモトーラ氏は危機感を抱いているもよう。しかしこれにつき現在のマネージャーは「モトーラ氏は過去の遺物のような人です。ダイヤル式の電話で話したコメントでは?」と痛烈に批判している。一流スターとしての地位を取り戻すにはモトーラ氏のアドバイスに従う方が良い気もするが、「もう手遅れではないか」という声も残念ながら多い。
出典:https://www.instagram.com/mariahcarey
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)