人気ラッパーのカニエ・ウェストは非常に風変わりな人物で、意味不明な言動を繰り返しては、たびたび周囲を唖然とさせてきた。しかし関係者達は「彼はこういう性格なのだから仕方がない」と考えており、その奇行・迷言も特に気にしていなかったという。ところが、昨年は専門家が「病気の可能性大」と判断するほど精神的に不安定となり、カニエは手錠で拘束され病院に救急搬送されてしまった。その後の入院生活を支えたのは妻キム・カーダシアンで、カニエに寄り添い食事を与えるなど献身的な愛が話題になった。だがそんなキムも徐々に夫に苛立ちを募らせ始め「このまま離婚か?」と伝えられていたが、このほど夫妻は子連れでプライベートジェットに乗り揃ってカニエの母の墓参りに行ったという。
現在も回復に向けて治療中とされるカニエ・ウェスト。そのカニエが先日、キム・カーダシアンと2人の子(3歳&1歳)を連れてオクラホマシティを訪れ、亡き母ドンダさんの墓参りをしたという。そんなカニエにつき、彼と親しいある人物は米メディア『PEOPLE』にこう話している。
「カニエはまだ母の死につき納得していません。」
「突然の死でしたし、心の準備もできていなかったんです。なので命日が近づくと(ふさがっていた)傷がまたぱっくり開く…そんな状態になってしまう。調子を崩さぬ年もあれば、崩す年もあります。しかし今回は、ずいぶん悪い状態になってしまいました。」
ちなみにドンダさんは2007年に整形手術を受け、その後合併症を起こし死去。これに大打撃を受けたカニエの心はズタズタとなり今も立ち直れていないというが、墓参りにより気持ちは幾分落ち着いたもようだ。そしてすでに一家は帰宅しているというが、気になる現在の夫婦仲は?
「大晦日も子供達をまじえて一家そろって過ごしました。カニエの状態もずいぶん良くなりましたよ。カニエはちゃんと自分をケアするようにしています。精神的にもずいぶん安定し、前よりよく眠れているようです。」
「キムとの仲も前よりは良くなりました。今年は昨年より良い年になりそうです。」
今は心身ともに復調しつつあるというカニエ。このまま行けば破綻を噂されたキムとの関係もうまく持ち直すかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)