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正月3日目でおせち料理に飽きる人相次ぐ 一方で「そもそも仕事で食べられない」という人も

2017年01月03日 13:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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今日は三が日最終日。そろそろおせち料理にも飽きてきた人もいるのでは。連日の昆布まきや数の子に消耗したのか、ツイッターでは以下のような投稿が寄せられ始めている。

「そろそろおせち飽きたから洋食食べたい」
「お腹空いた……焼肉食べたい おせちもう食べたくない……ガッツリ肉と飯が食いたい」
「御節料理ぶっちゃけ2時間で飽きたよな」

正月営業の店が増え、保存食としての役割が薄まる

おせちは漢字で「お節」と書く。紀文の企業サイトなどによると、もともとは季節の変わり目の節句に、神様へお供えした食事のことを「お節料理」と呼んでいた。それが時を経て、節句の中でも最も重要な正月に食べる料理を「お節料理」と呼ぶようになる。

また正月にはかまどの神様を休ませるという風習があり、料理をしないのがよいとされている。そのため作り置き料理として大晦日までに各家庭で作っていた。黒豆、栗きんとん、ごまめなど、おせち料理はいずれも砂糖やしょうゆで濃いめに味付けしており、保存に向いているのが特徴だ。

だが現在では、コンビニは年中無休で24時間営業が一般的になり、飲食店も営業していることが多い。食べたいものがあれば元旦でも買いに行ける。もはや保存食としてのおせち料理の役割は薄れている。ツイッターでは

「今はスーパーもデパートも飲食店も下手すりゃ元旦からですもんね!おせち離れが進むわけだ(笑)」

と投稿する人もいた。

おせちを食べられる時間が取れるだけ幸せか

一方で、そもそも正月休みがないため、おせち料理を食べられないという人もいる。昨年末からツイッターでは、

「正月休みないから家族と顔合わせておせちも食べない」
「おせち作りたいて思ったのに肝心の休みがないから諦めて来年こそつくる」
「おせちは食べれないし、正月感全くないです」

コンビニや飲食店で働く人は、年末年始の休みが取れないこともある。年明けに家でゆっくりおせち料理をつつくことすらできない人がいることを考えると、食べられるだけましということだろうか。

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