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木村拓哉、NEWS加藤、Sexy Zone菊池ーー新ドラマで活躍するジャニーズメンバーたち

2017年01月01日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2017年、新しい年が幕を開けた。1月クールの連続ドラマのキャストも次々に発表されており、ドラマ業界も新年の準備に余念がない。一通りキャストを見てみると、ジャニーズメンバーの抜擢が目立つ。今回は出演が決定しているジャニーズメンバーの中から、特に注目したいメンバーをピックアップ。これまでのキャリアや新ドラマにおける期待を考えてみたい。


参考:相葉雅紀、抜群に高い好感度はどう演技に活かされる? 紅白司会後は映画・ドラマへの復帰なるか


■『A LIFE~愛しき人~』…木村拓哉
 ジャニーズきっての売れっ子俳優といえば、SMAP解散後の活動も期待される木村拓哉だろう。木村に関しては語らずとも、数々のヒット作品を思い浮かべることができるはずだ。実際、木村の演技は著名人たちから絶賛されている。例えば、『SmaSTATION』(テレビ朝日系)のサイト内(引用:『SmaSTATION』公式サイト)には「SmaSTATION-6 特別緊急企画 共演者・関係者が初めて語る 俳優・木村拓哉」と称し、故・蜷川幸雄氏、脚本家・三谷幸喜、俳優・堤真一、女優・柴咲コウ、女優・竹内結子、監督・山田洋次、などから木村の演技を評価するコメントが寄せられているのだ。


 この演技力を『A LIFE~愛しき人~』で再び見られると思うと、胸が高鳴る。連続テレビドラマに出演するのは、2015年4月期のドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)以来、約2年ぶり。『A LIFE~愛しき人~』で、瀬戸口克陽プロデューサーが「単なる医療ドラマに留まらず、それぞれの奥行き深い人間ドラマを丁寧に描いていきたいと思っています」(引用:日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』公式サイト)とコメントしていることから、木村の演技力が映えるストーリーになるのではないかと、期待が膨らむ。


■『嫌われる勇気』…NEWS・加藤シゲアキ
 自身の小説が映画化、ドラマ化されたことで、一気に「小説家」というイメージが強くなった加藤。しかし、これまで数々のドラマに出演してきた。『3年B組金八先生』(TBS系)を始め、『カクレカラクリ』(TBS系)、『花のズボラ飯』(TBS系)、『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)と、ヒット作品の主演やメインキャストを数多く演じてきているのだ。


 最近では、『24時間テレビスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』(日本テレビ系)では、全盲の中学校教師・新井淑則役を違和感なく演じきっていた。心の葛藤ややりきれない気持ちなどの難しい表現を体当たりで演じた加藤に対し、ネット上でも「迫真の演技に感動した」という意見が多数挙がっていた。


 今回『嫌われる勇気』で演じるのは、刑事の青山年雄役。人にどう思われているかが気になる、嫌われたくない男という役どころだ。青山年雄が成長していく様子がストーリーの中でも描かれるようで、再び繊細な感情を表現する演技が多くなるのではないだろうか。『嫌われる勇気』は、これまで培ってきた演技力を余すところなく発揮できる機会となるかもしれない。


■『噓の戦争』…Sexy Zone・菊池風磨
 デビュー前から少しずつドラマで実績を積んできた菊池。『仮面ティーチャー』(TBS系)をきっかけに、『GTO』(フジテレビ系)、『新ナニワ金融道』(フジテレビ系)、『アルジャーノンに花束を』(TBS系)、『時をかける少女』(日本テレビ系)などに出演し、演技に磨きをかけてきた。


 これまで菊池は、学生やヤンチャな役が多かった。しかし『時をかける少女』では、ヤンチャな中にも知的さを感じさせる演技を披露。菊池は、慶應義塾大学の現役学生。ジャニーズ屈指の高学歴メンバーということもあり、元々知的さ・聡明さを持ち合わせている。そういった面を活かして、ヤンチャさと知的さの両方を演じることができるのは菊池の強みだろう。


 そして『噓の戦争』では、元ひきこもりの詐欺師見習い・八尋カズキ役を演じる。パソコンなどのデジモノに強く、サイバー犯罪が得意というインテリ系詐欺師だ。地頭の良さを活かして、違和感なくサイバー犯罪者を演じてくれることに期待したい。


 2017年1月クールのドラマを見てみると、着実に経験を積み重ねてきた俳優陣がメインキャストを固めている印象だ。その中で、ジャニーズメンバーたちがどのような演技をみせてくれるのだろうか。(高橋梓)