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山田涼介主演『鋼の錬金術師』ティザービジュアル イタリアの街に立つエド&アルの姿が明らかに

2017年01月01日 09:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

 山田涼介主演作『鋼の錬金術師』のティザービジュアルが公式サイトで公開された。


参考:山田涼介『カインとアベル』は“隠れた名作”になる!? セオリー破った作風は吉と出るか


 本作は、漫画家・荒川弘の同名漫画を、映画『ピンポン』の曽利文彦監督が実写化したダークファンタジー。錬金術であるエドワード兄弟が、禁忌とされる「人体錬成」によって失った体を取り戻すため、大冒険を繰り広げていく模様が描かれる。


 この度、公式サイト内にて、蒸気に包まれた駅構内に立つエド(山田涼介)とアルフォンのティザービジュアルが初披露された。


 ティザービジュアルには、エルリック兄弟のビジュアルと共に、イタリアの街で撮影された機関車と石畳が収められている。曽利監督は、撮影地について「イタリアに行きたかった一番大きな理由が機関車です。原作を読んでいて、“機関車”がモチーフとして一番重要だと考えました。兄弟が旅をする話なので移動は全部機関車で移動していて、機関車が日本の機関車だとしっくりこないので西洋の機関車を求めて街を探しました」と説明し、さらに「石畳の風景が欲しかった。日本に現代の石畳はあるが、年季が入った石畳を探すと西洋風の石畳はなく、最近のものだったりする。ある程度年季の入った石畳を探すと、ある面積を必要とするので機関車と石畳を探しました」と明かしている。


 原作者・荒川弘は、「『作品は自分の子供』とよく言われますが、原作が子供ならそこから派生した作品は可愛い孫のようなものです。この度ドラマCDやアニメやゲーム等に加えて実写映画という孫が増えました。完成までまだしばらくありますが、今度の孫はどんなやんちゃを見せてくれるのかな~と楽しみにしています!」と映画化についてコメントを寄せた。


 また、曽利文彦監督は、「映画監督として、日本が世界に誇る名作『鋼の錬金術師』を実写映画化できるなんて本当に幸せです。10年もの長い期間、この映画のために開発を続けた映像技術を全編に駆使して、邦画の新しい可能性に挑戦したいと思います」と語っている。


 あわせて、公式サイトでは、特別コンテンツ「ハガレンみくじ」も実施されるほか、サイト内にある時計にはある仕掛けも施されているとのこと。さらに2017年秋には、大規模原画展「鋼の錬金術師展」の開催が決定している。(リアルサウンド編集部)