amazarashiのニューシングル『命にふさわしい』が、2月22日にリリースされる。
『命にふさわしい』のタイトル曲は、スクウェア・エニックスのゲーム『NieR:Automata』とのコラボレーションプロジェクト『NieR:Automata meets amazarashi』から生まれた楽曲。2月23日に発売されるPlayStation4用のRPG『NieR:Automata』は、『NieR Replicant / Gestalt』の続編となり、前作のファンだったという秋田ひろむ(amazarashi)が『NieR』シリーズのディレクター、ヨコオタロウをライブに招待したことからコラボレーションがスタートしたという。
“命にふさわしい”は、秋田が『NieR:Automata』の物語をもとに書き下ろした楽曲。同曲は『COUNTDOWN JAPAN 16/17』で初披露される予定だ。なお同曲のタイトルは、ヨコオタロウによる絵本のタイトルにもなっている。今後も連動企画が展開されるとのこと。
■秋田ひろむ(amazarashi)のコメント
『NieR:Automata』とコラボレーションというゲーマーの僕にとってとても嬉しい機会をいただきました。ニーアシリーズ、そしてヨコオさんの書き下ろしてくださった絵本にも共通する、人間以上に葛藤する人間以外達を見て、心とはどこにあり、何なのか?という事を考えました。喜びの最中にいるとき、心があることに感謝する人はあまりいませんが、悲しみに打ちひしがれるときには心は疎ましく思えるものです。そういう事を考えながら曲を作りました。
悲劇は望んで起こるのではなく、それが起こるに値する理由が存在したから起こり、そしてその理由自体は僕らの世界にも当たり前に多く存在する事を考えると、『NieR:Automata』とこの僕らの日常は陸続きなのではないかと感じます。ゲームの世界で「痛い」と感じる事はヴァーチャルではなく現実そのものかもしれません。
僕らの表現を尊重してくれたヨコオさん、スタッフの皆さんに感謝します。僕らの精一杯の曲を作りました。
■ヨコオタロウのコメント
amazarashiファンの皆様。
こんにちは。ヨコオタロウと申します。テレビ画面で動くゲームを作っています。
今回、amazarashiさんとコラボさせていただく事になりました。どうぞよろしくお願いいたします。普段こういう場でのコメントは「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」とか適当に書いて終わらせるのですが、一つだけお伝えしたい事があります。
皆様の中には「どうせコラボで適当なモノとくっついたんだろ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、そうではありません。今回は「一緒にやってみたい!」というお互いの希望からスタートしました。そしてamazarashiとゲームの双方のファンの方にご納得いただけるモノにしようと、関係者全員で全力を出し切ったモノを作り上げました。
もちろん、努力が結果に結びつく訳ではありません。ですから「必ず楽しんでいただけます!」という約束も出来ません。ダメだったらごめんなさい。
でも、今回のコラボが何かの形で皆様の心に触れる事が出来るといいな、と願っております。
ペロペロ。