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キャリー・フィッシャー 家族が生命維持装置を外すか検討中に死去

2016年12月28日 15:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キャリー・フィッシャー、機内では脈もない状態だった
ロンドンからロサンゼルスに向かう飛行機の中で、酷い心臓発作を起こしたと伝えられていた米女優キャリー・フィッシャー。しかし親族と親しい情報筋によると、機内で起きたのは心臓発作ではなく突然の心停止だった可能性があるとのこと。その後、機内に居合わせた医療関係者より心肺蘇生を施されたキャリーは着陸と同時に病院に搬送されたが、機内では脈がない状態が続き、乗客も死を確信していたという。

長い間『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫を演じ、世界中の映画ファンに深く愛されたキャリー・フィッシャー。その彼女が23日に機内にて倒れ、その後の家族やファンの祈りも届かず、60歳にしてこの世を去った。

彼女の死については「機内で起こした心臓発作が原因」と見られていたが、このほどキャリーの家族と親しい人物が芸能サイト『TMZ』の取材に応じ「機内で起きた緊急事態は心臓発作ではなく心停止だと思います」とコメント。つまり突然心臓が止まったとみているという。また機内でキャリーは10分ほど脈すらなく、搬送された際にも絶命状態に見えたそうだ。あまりに酷い状態を目撃した乗客は「機内で死去したと思った」とメディアに明かしている。

しかしその後キャリーはUCLAメディカルセンターに搬送され、すぐに人工呼吸器をつけられたとのこと。だがキャリーは回復せず家族が生命維持装置を外すことを検討し始めたところ、ほどなくしてキャリーの心臓は再び停止、そのまま帰らぬ人になったという。彼女の死に大変なショックを受けた母で女優のデビー・レイノルズは、Facebookにこう綴っている。

「最愛の、そして素晴らしい娘の才能を受け入れてくださった全ての方に感謝しています。娘のことを思い祈ってくださったことも有難く思います。その思いが今、私の娘を次の行先へと導いてくださっています。愛をこめて キャリーの母より。」

素晴らしい女優、そしてレイア姫の旅立ちに世界中のファンが涙している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)