TOYOTA GAZOO Racingは、2017年の世界ラリー選手権(WRC)に投入するトヨタ・ヤリスWRCのターマック(舗装路)テストの模様を動画で公開した。
18年ぶりにWRCに復帰を果たすトヨタ。復帰初戦を万全の体制で迎えるべく、チームは開発とテスト走行に多くの時間を割いてきたという。
今回公開された動画では、そんなヤリスWRCのテスト走行の模様が収められている。また動画にはチームエンジニアのトム・フォウラーらも登場。長期に渡ってテストを繰り返した後、過去に使用したコースで再テストを行ない、開発の方向性を確かめたきたなど、開発の舞台裏も明かされている。
トヨタの復帰初年度にヤリスWRCをドライブするのは開発ドライバーを担当してきたユホ・ハンニネンと、フォルクスワーゲンから移籍したヤリ-マティ・ラトバラの2名。テストドライバーは16年WRC2チャンピオンのエサペッカ・ラッピが務める。
トヨタのWRC復帰初戦となる17年WRC開幕戦モンテカルロは2017年1月19~22日に行われる。
■Toyota Yaris WRC Tarmac test 2016