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全日本F3テスト2日目:ウエットのなか小高一斗がベストタイムをマーク

2016年12月27日 16:01  AUTOSPORT web

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小高一斗(TEAM TOM'S)
全日本F3選手権の合同テストは12月27日、鈴鹿サーキットで2日目のセッションが行われ、ウエットのなか小高一斗(TEAM TOM'S)が2分09秒706でベストタイムをマークした。

 今季の全日本F3の締めくくりとなる合同テストは、午後に行われた1日目に続き、27日午前9時から2回目の走行が予定されていた。しかし、この日の鈴鹿は朝から強い雨が降っており、走行開始直前に雨脚は弱まったものの、15分遅れの午前9時15分から走行がスタートした。

 途中、大類康幸(ALBIREX RACING TEAM)や植田正幸(B-MAX RACING TEAM)、さらに山口大陸(TAIROKU RACING)がコースアウトし赤旗が続く。また、10時59分には片山義章(Petit LM Racing)が130Rでクラッシュしたりと、ウエットコンディションのせいか中断が多い走行となった。

 そんななか、TEAM TOM'S勢は序盤のみ坪井翔が走行した後は、宮田莉朋、小高一斗というFIA-F4ドライバーたちがステアリングを握った。途中、15号車と36号車をスイッチして精力的に周回。セッション途中から鈴鹿には晴れ間が広がり、急速に路面が乾いてきたが、そのタイミングで小高、宮田、そして高星明誠(B-MAX RACING TEAM)がタイムアップ。最終的に小高のタイムがこの走行のベストとなった。

 なお、終盤さらに路面コンディションが良くなりタイムアップが期待できる状況となったが、DRAGON(B-MAX RACING TEAM)のコースアウト、久保田克昭(HANASHIMA RACING)のクラッシュもあり、タイムアップはならなかった。

 F3-Nでは、植田正幸(B-MAX RACING TEAM)がベストタイム。初日から精力的に走行を重ねており、「来年も同じチームでぜひ参戦したい」と2017年の参戦も視野に入れている様子だ。2番手に山田真之亮、3番手にはDRAGONと、30号車をシェアしたドライバーたちが続いている。