今年、ホンダが自社内で四輪車として421km/hの最高速度を更新したことはご存じだろうか。しかも、この速度を記録したマシンが軽自動車のエンジンを搭載して達成したというから驚きだ。
それまでホンダの公式イベントでの四輪車の最高速度は、アメリカのボンネビルで2006年にBARホンダ007が達成した398km/h。そのF1マシンを越えるプロジェクトがホンダで2015年に始動し、ホンダS660の658ccのエンジンで同じアメリカのボンネビルのFIA公認イベントで達成したのだ。
そのプロジェクトの詳細ストーリーが12月26日、ホンダのホームページに掲載された。1年あまりのプロジェクトながら、濃密な時間を過ごした16人のスタッフたち。オートスポーツwebではこのプロジェクトを率いることになった、LPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)の蔦佳佑エンジニアにその背景を聞いたので、その模様はまた後日。
まずは、こちらのページ、そしてこの動画でホンダのボンネビル最高速度挑戦の概要をご覧あれ。
■ホンダS-Dream Bonneville Speed Week 2016
http://www.honda.co.jp/tech-story/engineer/engineer-talk/BonnevilleSpeedWeek2016/?from=copy
■[Me & Honda] #0007 Honda engineering team becomes a world-record holder | 世界記録達成のHonda若手技術者たち