そんななか、序盤は2016年にレギュラー参戦したドライバーたちを中心に走行が重ねられたが、今季FIA-F4チャンピオンを獲得した宮田莉朋(TEAM TOM'S)をはじめ、小高一斗(TEAM TOM'S)、2012年レッドブル・カートファイト世界王者の澤田真治(B-MAX RACING TEAM)など、多くのFIA-F4ドライバーたちも走行を開始した。
2番手につけたのは、途中宮田にマシンを預けたチャンピオン山下健太(TEAM TOM'S)。3番手には、今回ゼッケン50番に変更されたB-MAX RACING TEAMの車両をドライブした高星明誠となった。宮田が4番手、小高が5番手とF3初走行ながら非凡な速さをみせているが、同時に課題もみつけたようだ。
今回初めてF315を走らせた片山義章(Petit LM Racing)は7番手。B-MAX RACING TEAMの21号車をドライブしたマレーシア人ドライバーのナジー・アヤは、初めての鈴鹿、F3ということもあり非常に慎重な走行となった。
F3-Nでは、今回「無理にお願いして5周だけ乗せていただいた。チャンスをくださったDRAGONさん、B-MAX RACING TEAMの皆さんに感謝しています」という山田真之亮(B-MAX RACING TEAM)がベストタイム。澤田が2番手となった。3番手には植田正幸(B-MAX RACING TEAM)がつけたが、途中デグナーでクラッシュを喫している。