トップへ

旅行情報サイトの「Expedia」、ユーザーがSkypeを通じて旅行相談できるチャットボットサービスを開始

2016年12月26日 17:41  Techable

Techable

写真
旅行の計画を立てるときに便利な旅行総合情報サイト。その1つである「Expedia」を利用したことがある人もいるだろう。
・「Skype」を通じて、旅行相談ができるチャットボット
その「Expedia」が、Microsoftの無料通話サービス「Skype」と連携し、チャットボットを使った新たなサービスをスタートした(現在日本語は非対応)。「Skype」を用い、ユーザーが旅行計画を立てるのをサポートをするプラットフォームである。

旅行を計画するとなると、ホテルの検索・予約、フライトの手配・確認やキャンセルなど、
さまざまな要素をマネージメントする必要がある。そこで手助けをしてくれるのが、このチャットボット。
・対応しきれない場合は、自動でカスタマーセンターへ
「Expedia」のDavid Fleischman氏によると、実際のカスタマーセンターの担当者とやり取りをすることなしに、ネットチャットを通じて、“セルフサービスで”旅行計画を詰めていくことができるとのこと。

ただし、チャットボットで対応しきれない事態には、自動的にカスタマーセンターの担当者へとバトンタッチされるので、細かい相談事や質問、複雑な要求がある場合にも安心だ。

また、「Skype」からダイレクトに担当者につなぐこともできる。何せ、これらすべてが無料でできるというからすごい。

旅行代理店のチャットボットの導入は、Microsoftの音声認識機能付きのアシスタントサービス「Cortana」を活用した、試験的な試みでもある。今後の世界的な展開に期待が寄せられる。

Expedia Skype