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ダニス・タノヴィッチ監督作『汚れたミルク』『サラエヴォの銃声』予告映像

2016年12月26日 17:41  リアルサウンド

リアルサウンド

『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』

 ダニス・タノヴィッチ監督作『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』と『サラエヴォの銃声』の予告映像が公開された。


参考:動画はこちら


 本作は、アカデミー賞「外国語映画賞」受賞作『ノー・マンズ・ランド』、ベルリン国際映画祭で三冠に輝いた『鉄くず拾いの物語』などを手掛ける名匠・ダニス・タノヴィッチの最新作。2017年3月より、新宿シネマカリテにて連続ロードショーされる。


 『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』は、とあるグローバル企業に勤めるセールスマンのアヤンが、自らが販売した粉ミルクでたくさんの子どもたちが命を落としていることに気づき、販売元である大企業に立ち向かっていく模様を描く社会派ドラマ。予告編は、大手グローバル企業に就職した主人公と、その妻の幸福に満ちた生活からはじまるが、やがて企業の不正を目の当たりにし、悪夢のような現実に巻き込まれていく模様が映し出されていく。


 また、本年度アカデミー賞「外国語映画賞」ボスニア・ヘルツェゴビナ代表に選ばれた『サラエヴォの銃声』 は、サラエヴォ最高のホテル“ホテル・ヨーロッパ”を舞台に、ホテルの来賓やVIP、ストライキを企てる従業員、それを阻止しようとする支配人らの心理戦を描くサスペンス映画。予告映像では、「100年前のサラエヴォ事件と現代が交錯するとき、一発の銃声が鳴り響く」 というフレーズとともに、様々な登場人物が抱く企みの一端が明らかになっていく。(リアルサウンド編集部)