アメリカン・ホンダ・モーターは、1月28~29日に行われるIMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップ第1戦デイトナ24時間に参戦する、マイケル・シャンク・レーシングのアキュラNSX GT3のカラーリングを公開した。
アキュラNSX GT3は2016年に発表され、テスト参戦を経てこのデイトナ24時間が本格的な実戦デビューとなる。すでにデイトナで行われたテストでも走行しているが、その際はまだカーボンブラックのままだった。
デイトナ24時間に登場する2台のNSX GT3は、それぞれブラック、グレー、ホワイトの塗り分けの“ミラーイメージ”となっている。ブラックがメインの86号車は、1986年のアキュラブランド設立から30年を祝う意味のゼッケン。一方、ホワイトがメインの93号車はアメリカでホンダのレース活動を担うホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)の設立年を示す。
「至高の一戦であるデイトナ24時間でアキュラNSX GT3がデビューすることは、アキュラブランドがIMSAに復活することを意味する」と語るのは、HPD代表のアート・サン・シアー。
「我々はまだNSXが設計されている段階から、このクルマで北米のレースを戦うことを狙ってきた。デイトナでのデビューが待ちきれないよ」
デイトナでは、86号車をライアン・ハンター-レイ、オズワルド・ネグリ、ジェフ・シーガル、トム・ダイアーの4人が、93号車をグラハム・レイホール、アンディ・ラリー、キャサリン・レッグ、マーク・ウィルキンスの4人がドライブする。