世界ラリー選手権(WRC)に参戦するMスポーツは、2017年シーズンにセバスチャン・オジエがドライブするフォード・フィエスタWRCのカラーリングを“一部”公開した。
公開されたカラーリングのうち、オジエの操るフィエスタWRCには2017年もパーソナルスポンサーを務めるレッドブルのロゴ、コーポレートカラーが反映されたデザインが取り入れられた。
チームメイトであるオット・タナクのフィエスタWRCには、オジエのものとは異なるカラーリングを採用。チームと関係の深いフォードのコーポレートカラーであるブルーを中心に、テスト車両に施されたカモフラージュ模様も取り入れられている。
チームを率いるマルコム・ウィルソンは「フォード・フィエスタWRCを強烈な印象を与えるカラーリングに仕上げられたことを、誇りに思う」とコメントする。
「テスト車両に施したカモフラージュは、ファンの想像をかき立てるものだった。だから、パートナー企業のデザインを活かしながら、カモフラージュ柄を取り入れることにしたんだ」
「新しい姿に生まれ変わったフィエスタWRCが、ラリー・モンテカルロを戦う姿を早くこの目で見たい」
なお、今回公開されたカラーリングはあくまで“一部”。正式なカラーリングは2017年1月12~15日に行われるオートスポーツ・インターナショナルショーでお披露目される予定だ。