F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、2017年の第1戦オーストラリアGPおよび第2戦中国GPのために選択したコンパウンドを発表した。
レギュレーションにより、ヨーロッパ以外のグランプリに関しては15週前にコンパウンドを決定しなければならないため、ピレリは早くも最初の2戦に持ち込む3つのコンパウンドと義務タイヤを選んだ。
開幕戦オーストラリア(3月24日~26日)には、イエローソフト、レッドスーパーソフト、パープルウルトラソフトと、2016年より一段階ソフト寄りのコンパウンドが持ち込まれる。決勝用に用意しておかなければならないのはソフト1セットとスーパーソフト1セットで、そのうちどちらかを決勝で使用する必要がある。予選Q3用にとっておかなければならないのはウルトラソフト1セットだ。
第2戦中国(4月7日~9日)には、今年と同様のホワイトミディアム、イエローソフト、レッドスーパーソフトが選ばれた。決勝用に用意しておかなければならないのはミディアム1セットとソフト1セット、予選Q3用にキープする必要があるのはスーパーソフト1セットとなっている。
2017年にはより速いF1マシン導入のため、空力規則が大幅に変更され、タイヤもよりワイドなものに一新される。