チャールズ皇太子と結婚し、ウィリアム王子、ヘンリー王子という息子を産んだダイアナ妃。しかし夫妻は離婚し、ダイアナ妃は他の男性との恋が話題に。その男性とフランスで会いしばしの逢瀬を楽しんだ妃であったが、同乗した車で事故に遭い命を落としてしまった。当時36歳の若さだったダイアナ妃は息子達を愛する大変愛情深い母親だったというが、このほどオークションに出された妃の手紙にも可愛い息子達に関する記述がいくつもあった。
故ダイアナ妃は生前、バッキンガム宮殿の執事シリル・ディックマンさん(Cyril Dickman)と大変親しくしていたのだそう。しかしシリルさんも数年前に亡くなったことから、家族は保管していた妃からの手紙などをオークションで売却することを決意した。
その手紙のうち一通には、ヘンリー王子誕生後の兄ウィリアム王子の様子が以下のように記されているという。
「シリルへ。小さな息子の誕生に際し、素敵なカードを送ってくださり有難うございました。あなたの思いやりにとても感激し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。」
「ウィリアムは弟をとても可愛がり、ハグやキスをしてばかりいます。私達両親さえも、ヘンリーに近寄らせないほどです。」
またその数年後、10歳と8歳になった息子達についてはこう綴られていた。
「息子達は元気で、寄宿学校での生活を楽しんでいます。でもヘンリーは、いつも問題ばかり起こしているんです!」
当時からヤンチャだったヘンリー王子は、時折学校でも悪さをしてダイアナ妃のことを困らせていたもよう。
しかしヘンリー王子は立派に成長し、最愛の母の死を乗り越えた今はチャリティ活動に精を出し懸命に国民に尽くしている。そして兄ウィリアム王子は結婚し2児の父となり、やはり国民に愛される素晴らしい王子に成長した。
これら手紙は1月にオークションに出される予定で、かなりの高値がつくと予想されている。
出典:https://www.instagram.com/vanityfair
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)