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クリスチャン ルブタンが日本文化にオマージュ 銀座に日本初のメンズ路面店出店

2016年12月23日 11:33  Fashionsnap.com

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クリスチャン ルブタン メンズ銀座店 Image by: FASHIONSNAP
「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」が、国内初となるメンズコレクションの路面店を銀座にオープンした。店舗の装飾や限定シューズなど、随所に日本の要素が取り入れられている。

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 シューズデザイナーのクリスチャン ルブタンは、目抜き通りに出店しないという意向で全世界の路面店を裏通りに構えており、国内14店舗目となる「クリスチャン ルブタン メンズ銀座店」もまた銀座5丁目の晴海通りから1本入った西五番街通りに位置する。店舗デザインはニューヨークを拠点とする建築デザイン会社212BOXが手掛け、1階と2階の2フロア展開で計180平方メートル。メンズコレクションのラインナップを国内で最も多く取り扱う店舗となり、1階のテーマは「ジャパニーズジェントルマン」でシティーシューズをメインに、2階のテーマは「ジャパニーズバッドボーイ」でスタッズスニーカーなどを多彩に取り扱う。
 最新の店舗デザインには、ブランドのアイコンでもある靴底と同じ赤の絨毯をはじめ、大理石や鏡、フランスから取り寄せたビンテージ家具、そして日本の折り紙から着想したという立体的な木の装飾など、様々な素材が用いられている。最も特徴的なのは階段脇の壁に飾られている数々のマスク。動物や人などそれぞれ違ったモチーフが並んでいる。ビンテージ収集家でもあるクリスチャン ルブタンが集めたメキシコの古いマスクで、日本にも存在するお面の文化へのオマージュだという。1階のウインドウにも、クリスチャンのダイアリーをイメージしたという装飾に日本語の文字が使用されている。
 最新コレクションシューズやバッグ、ウォレットを取り扱い、店舗限定アイテムもそろう。オープン時には、ミニスパイクでカモフラージュ柄を表現したウォレット「M PANNETONE WALLET」やバッグ「TRICTRAC SMALL」などを限定発売。また、日本文化を反映した2種の刺繍スニーカーが制作され、芸者スニーカー(41万2,000円)と、干支にちなんだ酉スニーカー(44万7,000円、いずれも税別)が受注販売されている。
■クリスチャン ルブタン メンズ銀座店 住所:東京都中央区銀座5-6-16 電話:03-6280-6551 営業時間:11:00~20:00(不定休)※元日は休み