グランプリコミッションは、2017年シーズンにライダーが使用しているタイヤコンパウンドをレース中に識別できるシステムを新たに導入する予定だ。
タイヤコンパウンドの情報は、レース開始直前に公開されるミシュランの発表か、各タイヤのマーキングでしか得ることができなかった。
新しく発表されたシステムは、タイヤコンパウンドの情報をECUへ送り、ワイヤレスシステムを用いてタイミングスクリーンやテレビ放送で自動的に共有することができるという。これにより、ファンはタイヤの戦略を追うことができるようになる。
また、2017年のタイヤルールに関しては調整が加えられる予定だ。
予選Q1を通過したライダーは、タイヤを交換することができなかったが、2017年はリヤタイヤをソフトタイヤに交換することが可能となり、予選Q1を通過したライダーもポールポジション争いに備えることができるようになるという。