トップへ

MotoGP:レース中、タイヤコンパウンドの識別が可能に。新たなシステムを2017年に導入予定

2016年12月23日 08:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2017年は、レース中にタイヤコンパウンドの識別が可能となるようだ
グランプリコミッションは、2017年シーズンにライダーが使用しているタイヤコンパウンドをレース中に識別できるシステムを新たに導入する予定だ。

 タイヤコンパウンドの情報は、レース開始直前に公開されるミシュランの発表か、各タイヤのマーキングでしか得ることができなかった。

 新しく発表されたシステムは、タイヤコンパウンドの情報をECUへ送り、ワイヤレスシステムを用いてタイミングスクリーンやテレビ放送で自動的に共有することができるという。これにより、ファンはタイヤの戦略を追うことができるようになる。

 また、2017年のタイヤルールに関しては調整が加えられる予定だ。

 予選Q1を通過したライダーは、タイヤを交換することができなかったが、2017年はリヤタイヤをソフトタイヤに交換することが可能となり、予選Q1を通過したライダーもポールポジション争いに備えることができるようになるという。