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WEC:ハートレー輩出の英国チーム、2017年WEC参戦を計画か

2016年12月22日 18:01  AUTOSPORT web

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マーフィー・プロトタイプス オレカ03R・ニッサン
イギリス・シルバーストンを拠点とするLMP2チーム、マーフィー・プロトタイプスがFIA世界耐久選手権(WEC)へのフル参戦を検討している。

 2015年にポルシェでWECタイトルを獲得したブレンドン・ハートレーをスポーツカーレースデビューさせたチームでもあるマーフィー・プロトタイプは、過去5年間はヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)を主戦場としてきた。

 同チームは、シリーズの天王山であるル・マン24時間耐久レースを含む2017年のWEC全戦に参戦するものとみられている。

 チーム代表のグレッグ・マーフィーは、この噂の真偽について言及しなかったものの、「我々は毎シーズンの終わりに、どんな選択ができるか検討を行う。今はその作業の最中だ」とコメントしている。

「WECへの参戦は魅力的だが、最終的な判断は(WEC参戦の)要望があるかどうかによるんだ」

「もし、チームのドライバーがWEC参戦を望むのであれば、我々が挑戦する可能性もあるだろう」

 また、マーフィーは、2017年シーズンにWECとELMSへの同時参戦も可能性のひとつだとつけ加えた。

 マーフィ・プロトタイプスは新たにホモロゲーションされたLMP3マシン、アヴェ・ライリーAR2のヨーロッパにおけるエージェントも担っており、2017年はELMSのLMP3クラスでも存在感を示すものとみられる。