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X・ドラン&M・コティヤール、『たかが世界の終わり』制作秘話を明かすインタビュー映像

2016年12月22日 12:32  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Shayne Laverdiere, Sons of Manual

 グザヴィエ・ドラン最新作『たかが世界の終わり』より、ドラン監督とマリオン・コティヤールのインタビュー映像が公開された。


参考:動画はこちら


 本作は、『Mommy/マミー』『わたしはロランス』を手掛けたグザヴィエ・ドラン監督の最新作。家族間のミスコミュニケーションを題材に、愛しているのに傷つけ合う、ある家族の1日を描き出す。


 この度公開されたインタビュー映像では、グザヴィエ・ドランとマリオン・コティヤールの出会いや、映画の制作エピソードが語られている。ドランは、『Mommy/マミー』の時に訪れたカンヌ国際映画祭で、マリオン・コティヤールと出会ったことが、本作が生まれたきっかけだと明かす。また、自宅の本棚に眠るジャン=リュック・ラガルスの戯曲が、「マリオンと組みナタリー・バイとも再タッグを組むための”媒体と手段“なのかもしれないと思った」と振り返り、その戯曲には「嘘、秘密、表情、葛藤、沈黙―、僕の撮りたい全てが揃っていた」と語る。


 一方、コティヤールは、カメラの前で演じている役者に指示を出し、その場でどんどん演出を変えていくドランのユニークな手法を、「まさにライブアートね。初めての体験だった」と称賛。するとドランは、「僕は彼らを尊敬し、彼らと一緒に演じたいと思っているから」と、その理由を語っている。(リアルサウンド編集部)