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マシュー・マコノヒー新作で本物のトラと絡む その撮影が“一番最後”だったワケ

2016年12月22日 12:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

マシュー・マコノヒー、驚異のイメチェンも話題に(出典:https://www.facebook.com/MatthewMcConaughey)
「与えられた役になりきるためなら、何だってしようじゃないか!」

かねてよりそう語り、激ヤセ、激太りなどを難なくこなしてきた俳優マシュー・マコノヒー。そんな彼が中年太りの薄毛男性を演じた映画『Gold(原題)』の中でトラに触るシーンがあるが、これはCGではなくなんと本物のトラだそう。制作陣は「万が一マシューがトラに襲われてしまったら大変だ」と考え、撮影の順序に“ある工夫”を凝らしたという。

このほどマシュー・マコノヒーがTV番組に出演し、映画『Gold』の中でトラを触るシーンにつき、こう語った。

「あれは、本物のトラなんだ。だからあのシーンの俺は、別に演技をしているってワケじゃないのさ。」
「そう、俺はもうマジでビビっていたんだ…演技ではなくね。」

またマシュー曰く、そのシーンの撮影は最後に行われたという。それも「マシューがトラに襲われ食われる」という“万が一”を想定しての決断だったもようで、マシューは撮影をこう振り返っている。

「プロデューサー達は賢くてね。俺がトラを触るシーンは最後の最後にスケジュールに組み込んだんだ。」

万が一の場合にも、残るシーンの撮影が終了していれば完成した映画として世に出せる。そんな思惑が、プロデューサー達には確かにあったようだ。

そんなマシューは、今回も度肝を抜くイメチェンに挑戦して与えられた役になりきった。体重を増やすためにチーズバーガーとビールをせっせと胃に流し込む生活を8か月続けたマシューは見事な中年太りをみせているが、気になる薄毛については「半分本物」で、マシューは頭頂部を剃毛しそこに薄毛キャップをつけてこのリアルな薄毛を再現。前歯には義歯をつけ、いつもとは違う口元を見せている。

「俺は、キャラクターになりきるためなら何だってする。」
「アクション映画に出たりフットボールの選手を演じたりするのなら、せっせとジムに通いウェイトトレーニングに励むのさ。」

そう語るマシューは過去にやはり役作りで激ヤセにチャレンジし、共演者も愕然とするほど細い体にして話題になった。今回は役作りに加えトラを触るシーンにも果敢に挑戦し、映画作りへの情熱をみせつけた。

出典:https://www.facebook.com/MatthewMcConaughey
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)