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ルノーF1がBPと大型提携へ。マクラーレン・ホンダの契約は小規模か

2016年12月22日 07:31  AUTOSPORT web

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2016年F1第21戦アブダビGP ジョリオン・パーマー(ルノー)
ルノーF1チームが石油会社BPと2017年からのパートナーシップ契約を結ぶ見込みであることが分かった。

 ルノーはこの数年、トタルから燃料の供給を受けてきたが、新しいパートナーを探しており、2017年に向けて、1994年以来F1から遠ざかっているBPとの複数年契約に近づいていると英AUTOSPORTが伝えた。

 マクラーレンも、20年以上、提携関係にあったエクソンモービルが2017年にレッドブルに移ることが決まったため、BPと契約を結ぶ見込みだ。しかし商業面の契約はルノーに比べると、ごく小規模なものにとどまるとみられている。

 英AUTOSPORTの取材に対し、ルノーはノーコメントを貫いたが、マネジングディレクター、シリル・アビテブールは、F1で成功を収めるためにはチャンピオンチームであるメルセデスとペトロナスのように強力なパートナーシップを確立する必要があると、最近コメントした。

「(2016年にワークス)チームとして復帰する決断を下す前に、メルセデスが成功を収めた主な理由について、慎重に分析した」とアビテブール。

「メルセデスが成功を収めた主な理由のひとつはペトロナスにある」

「ペトロナスは経済、技術の両面で、F1に全力を投じてきた」

「我々にも、100パーセントの力を注いでくれるパートナーが必要だ」

「ペトロナスがメルセデスとの関係で示しているのと同様の意欲と資金と技術力を持ったパートナーを見つけることができると確信している」

 ルノーは、市販車の新車を出荷する際に最初に入れるガソリンとしての契約を含む大がかりなパートナーシップを求めているといわれている。その契約はルノーの市販車だけでなくパートナーの日産、三菱、インフィニティ、ラーダにおよぶ可能性もある。

「我々はF1に関与するマニュファクチャラーのなかで(市販車の)生産数は最大規模だ。すべての石油ブランドにとって、それは大きな魅力になると確信している」とアビテブールは語っている。