2014年発売の現行アルトを皮切りに、高い剛性と効率の良いレイアウトを維持しながら、大幅な軽量化を達成した新シャシーを採用し、クルマ作りのステージが明らかに変化したスズキの軽自動車ラインアップ。そのモデル群のなかで、とくに高い支持を得る『ハスラー』、『アルト・ラパン』、『ソリオ・バンディット』の3車種に、特別仕様車『Fリミテッド』が追加設定。12月8日より発売が開始された。
ハスラー特別仕様車『Fリミテッド』は、Gグレードをベースに、インテリアはメッキインサイドドアハンドルや専用フロアマットの加飾装備に加え、ステアリングオーディオスイッチやプレミアムUV&IRカットガラスなどの機能装備も充実。
さらに最大の特徴としてカーキ色の専用ファブリックシート表皮を採用しているほか、エクステリアはシートのパイピングと同色となるガンメタリック塗装のフロントバンパーガーニッシュとリヤバンパーガーニッシュ、黒色のスチールホイールなどを装着し、アクティブで引き締まった印象とした。
車体色はオレンジ×黒の2トーン、ホワイト×黒の2トーン、イエロー×白の2トーンの専用色を含む全4色の設定。電動格納式のリモコンドアミラーや、ブラックメタリックの専用色となる15インチアルミホイールも装備。さらにステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」をメーカーオプション設定することで安全装備を充実させている。
アルト・ラパン特別仕様車『Fリミテッド』は、Xグレードをベースとして、専用メッキフロントグリルをアクセントに加えた外観に、ブラウン基調のシート表皮・ドアトリム表皮、パール調塗装を施したインパネガーニッシュを採用した内装とすることでシックな印象とした。車体色は、新採用のブルーを加えた全5色を設定している。
また、ソリオ・バンディット特別仕様車『Fリミテッド』は、直近のストロングハイブリッドではなく、マイルドハイブリッドのバンディットHYBRID MVをベースにメッキドアハンドルを装着した外観や、ラックススエード&レザー調シート、スエード調ドアトリムクロスを採用し、ブロンズメタリックの加飾を施した内装により質感を向上。
後席右側ワンアクションパワースライドドアやクルーズコントロールシステム、助手席シートヒーターを装備することで利便性と快適性を高めている。車体色は専用色のゴールド×黒の2トーンルーフ、ゴールド、グレーの3色を加え、全6色の設定とした。
全車2WDと4WD仕様が用意され、『ハスラー』が140万9400~153万5760円。『アルト ラパン』が140万9400~151万2000円。『ソリオ バンディット』が189万4320~201万7440円となっている。