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エルが選ぶ2016年映画賞 授賞式に黒木華や菅原小春が登場

2016年12月20日 22:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

菅原小春と黒木華 Image by: FASHIONSNAP
女性ファッション誌「エル(ELLE)」が主宰する映画賞「エル シネマ大賞2016」の授賞式が今年初めて行われ、「エル ベストアクトレス賞」に輝いた女優の黒木華や、ダンサーの菅原小春が登場した。

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 昨年始動したエル シネマ大賞は、エルの編集部が独自の視点で"女性が見るべき秀作"として選んだ30作品を、映画好きのファッション業界人やクリエーターが審査し、ランキングを決定。審査員には、同誌の編集者に加えて、映画評論家の渡辺祥子や松崎健夫、歌手の野宮真貴など各分野で活躍する文化人45人が名を連ねる。
 「エル シネマ大賞2016」1位の作品には、女性同士の愛を描いた映画「キャロル」が選ばれた。今年新設された「エル ベストアクトレス賞」を受賞した黒木華は「とても光栄です。またこの賞をもらえるように、これからも頑張っていかなければ」とコメント。着用した「ディオール(Dior)」のブラックドレスについて「クラシックなシルエットですが、モダンな要素もある。シンプルで美しく見せてくれるところが気に入っています」と笑顔を見せた。同じく新設賞となった「エル ベストディレクター賞」は、映画「淵に立つ」を手掛けた深田晃司監督が受賞。ダンサーの菅原小春は「MM6 メゾン マルタン マルジェラ(MM6 Maison Martin Margiela)」と「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」の衣装に身を包み授賞式に登場し、Siaの楽曲「The Greatest」に合わせてダンスを披露した。
 エル・オンラインでは「エル シネマ大賞」に合わせて、映画に特化した特設サイト「ELLE LOVES CINEMA」を開設し、12月20日のきょうから1年間限定で公開。坂井佳奈子編集長は「映画とファッションは切っても切り離せない関係。これまで本誌とオンラインでも映画を積極的に紹介してきたが、今日のような立体的なイベントを来年も開催していきたい」と話し、映画やアートに関連したコンテンツを強化していく姿勢を示した。
■ELLE LOVES CINEMA