『次元大介の墓標』に続くPG-12指定のハードなシリーズについて聞かれると、栗田は「浸透するとまさか思ってなかった」と当初の想いを吐露。改めてルパンファミリーが泥棒、人殺し、詐欺師の犯罪者集団であることを理解し「悪い奴らの集まりなのに、良い人みたいになってきすぎていた」と発言すると、浪川も「僕もハートしか盗まないと思ってました」と納得。
今回の続編については前作で「五ェ門が出てない」「見たい」という声があったことや、「剣士としての五ェ門を、メンタル面を含めた部分でやってみたい」という想いがあったと小池監督が明かした。さらに栗田のルパンについて聞かれると「めちゃくちゃ渋いんですよ」と言い、栗田は「偶然ですよ」と答え会場では笑いが起きた。しかし栗田は、「LUPIN THE IIIRD」のテーマをもらった時に、山田康雄の演じたルパンではなく「僕のテイストのルパンが聞きたい」「悪くていいんだ、もっと悪くしてくれ」そういったメッセージを受け取ったと語った。しかし「僕元々良い人間なんで…悪い方いきにくいんですよ」と笑顔を見せた。
さらに今のルパンファミリーについて、以前の声優陣の凄さを理解しながらも、それぞれのポテンシャルの高さから「後の時代で考えたらもっとすごいファミリーになる」と語った。「似てもないんですよ、モノマネ的には」と続けたが、それぞれの演じる不二子、銭形、五ェ門が新たなファミリーになり、「彼らの持っていた何かが、いつの間にか誰にも文句を言わせてない気がするんですよね」と話した。さらに「『ルパンのなんとか』っていうのはないの?」と続編への期待も見せた。