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ベンツが始めたカーシェアリングサービス「Croove」がスタート!他社の車もシェアOK

2016年12月20日 12:02  Techable

Techable

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たまに車が必要、という人にとってカーシェアリングは便利。1時間単位で借りることができ、都市部を中心に利用者は増えつつある。

そして、このほどメルセデス・ベンツがドイツ・ミュンヘンで始めたのは個人間で車を貸し借りできる新サービス「Croove」。専用アプリで貸し手と借り手をマッチングするというものだ。
・Airbnbと同じモデル
自分が車を使わないときに誰かに貸し出してその分の料金をもらう。つまりシェアリングエコノミーで、一般住宅の空き部屋などを貸し出す「Airbnb」とビジネスモデルは同じだ。

Airbnb同様に、Crooveもスマホアプリでマッチングする。車のメーカーはベンツに限らず、タイプもなんでもOK。貸し手になるには車種などプロフィールを作成し、レンタル価格を設定する。

ちなみに、登録できる車は製造15年以内の「いい状態」のものに限定されるとのこと。借りる側は、21歳以上で運転免許を持っていることが要件だ。
・キーレス機能導入も視野
借りたいときはまずアプリで利用可能な車を検索する。そしてニーズにマッチしたものが見つかれば、そのオーナーに連絡するという仕組み。

貸し借りのための鍵の受け渡しは当事者同士で行うが、ゆくゆくはピン番号を活用したキーレス機能を導入したい考えのようだ。

この新たなカーシェアリングサービスは現在ミュンヘンでのみ利用でき、利用状況などを分析してドイツ全土に拡大する見込み。また、今はiOSのみだが、今後はAndroid版とデスクトップ版のアプリも開発する。

貸し手、借り手ともにwin-winのこのサービス、Airbnbのように世界中でニーズはありそうだ。

Croove